【人気無料ゲーム】盗賊は魔法陣になって復讐を決意する(仮)をプレイしてみた感想

何でも盗めるRPGツクールMV製のロールプレイングゲーム『盗賊は魔法陣になって復讐を決意する(仮)』についてまとめていきます。

アプリインストール不要のブラウザ操作型ロールプレイングゲームです。
ブラウザでページを開くだけでゲームを始められます。無料です。

このゲームをプレイしてみた感想をまとめます。現在プレイ時間は4時間程です。

不憫すぎる家庭環境の主人公。妹を助けることから始まった数奇な運命。

主人公は盗賊団の若き頭領です。幼少期に親から妹を助けるため、自ら奴隷として売り飛ばされ、様々な紆余曲折を経ながら、盗賊団の団長になった主人公。ゲーム冒頭で語られる主人公の家庭環境は不憫すぎるものです。

妹が高熱を出し、薬が必要になった主人公は父親に妹に薬を与えて欲しいと懇願します。しかし、父親は薬なんぞ買う金はないの一点張り。このままでは大切な妹が死んでしまうという危機的な状況の中、父親からある提案をされます。

その提案とは、

『主人公を奴隷として売り、売ったお金で妹の薬を買う』

というもの。大切な妹を助けたい主人公は、自ら奴隷になることを決意します。

主人公を奴隷として売ったことで大金が手に入った父親。主人公は最後に、妹に薬を買う約束を守ってほしいと懇願しますが…。

お金が何よりも大切だと信じている世界観。盗んでは売り、盗んでは売るをくり返す。

様々な体験を経て、主人公は『お金が何よりも大切』という価値観をもつ青年に育ちます。もともと盗みに関する才能があったようで、主人公は盗賊団の団長になっていきます。

盗んでは売って金を稼ぎ、また盗んでは売ってお金を稼ぐをくり返す。盗むというのは、このゲームの本質的なテーマとなっている行為なのです。

『何でも盗める』体験ができるのが面白い!

現実では盗むは犯罪。やってはいけない行為ですが、このゲームならいくらでも盗めます。盗み放題。むしろ、盗まないとゲームが先に進みません。

町の中にあるものなら、ほとんどのものが盗めます。家具はもちろん、町に生えている街路樹や置かれている銅像、道具屋の回復アイテム、武器屋の剣や鎧、さらにレベルが上がると、家や宿屋自体を建物ごと盗んだり、最終的には大きなお城自体も盗める!

街においてあるアイテムがどんどんなくなっていくと寂しい感じになっちゃいますが、プレイヤーの行動次第でどんなものでも盗めます。

街の人の命でも、重要なイベントを起こすNPCキャラクターでも…。

『小説家になろう』のライトノベルっぽいゲームの世界観

主人公やNPCキャラクターのセリフがかなり『小説家になろう』のライトノベルっぽい印象を受けます。なろう系ライトノベルが好きな人なら、ラノベを読む感覚でサクサクゲームを進めていけそう。逆に、なろう系のラノベはちょっと苦手という人には、気になる部分かもしれません。